市街地再開発事業とは
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市街地再開発事業のしくみ
市街地再開発事業は、権利者様、地方公共団体、デベロッパー等関係者の協力によって成り立ちます。新しい建物の建設費など事業に必要な費用は、土地の高度利用によって生み出した保留床を、デベロッパーに売却して得る資金と、地方公共団体からの交付金で賄います。また、権利者様は権利交換の仕組みを通じて、従前の土地と新しい建物に応じた新しい建物の床と土地の一部を、従後の資産として受け取ります。
事業概念図
デベロッパー | 権利変換
- 資金の提供
- 建築工事費などの事業費を提供します。
- 保留床の取得
- 新しい建物の床と土地の権利の一部を受け取ります。
権利者 | 権利変換
- 土地の提供
- まとまった敷地を提供します。
- 権利床の取得
- 新しい建物の床と土地の権利の一部を受け取ります。
地方公共団体 | 交付金
街づくりのための交付金や、道路などを整備する場合はその費用の負担金が支払われます。そこで整備された公共施設は地方公共団体が受け取ります。
市街地再開発事業の流れ
まちの未来を考える
- 権利者の皆様のご要望に応じて、まちづくり見学会や勉強会を実施します。
- 弊社のノウハウを活用し、権利者様との対話をしながらまちづくりの方針策定をお手伝いします。
防災面での不安を解消したい、商店街の賑わいを取り戻したい等、お住まいの地区に関する不安やまちの課題が話題にのぼったら、まちの未来について地域の皆さんで考えてみませんか。
計画をつくる
- 権利者様お一人お一人との対話を通じて、信頼関係を築き、ご意向を基に最適な事業の仕組みや計画の土台づくりをご支援します。
- 行政機関とのお話し合いのサポートをいたします。
地域の方の理解を得ながら、地方公共団体と共にまちづくりの計画を作っていきます。
事業化の準備
- 準備組合設立や運営のお手伝いをいたします。
- 東京建物グループの豊富なメニューの中から、まちの魅力向上に寄与するプランをご提案させて頂きます。
準備組織をつくり事業内容を固めます。
また、地方公共団体によって「都市計画」が決定されます。
事業の実施
- 着工から竣工まで、一貫してサポートします。
- 東京建物グループ全体でテナント誘致等、円滑な事業推進のお手伝いをさせて頂きます。
「事業計画の認可」を受け具体的な設計、権利交換、建物の建設がはじまります。
新しい建物の運営
- 東京建物グループによる建物管理をします。
- 豊富な実績を活かしたエリアマネジメントによって資産価値の維持・向上に貢献いたします。
管理組合を設立し、継続的にまちの魅力向上をはかります。
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